ONE PIECE

【英語でONEPIECE】「この海で一番自由な奴が海賊王だ!」英語でなんていう?




 

 
 
いろんなマンガの名言を「英語でなんていう?」かをご紹介していくシリーズです!
もちろん英語の出典は公式英語版コミックからなので、表現に間違いはありません。
  
 
今回は、マンガ英語シリーズ、ワンピース編の第一回です。
初回に取り上げるのはもうこれしかない!というような、ワンピースを、そしてモンキー・D・ルフィを象徴するセリフを英語で読み解きます。
  
 

ルフィを一言で語るならやっぱりこのセリフしかねェ……「この海で一番自由な奴が海賊王だ!」とは?


出典:ONE PIECE,第507話,尾田栄一郎,集英社

 
ワンピース第507話、シャボンディ諸島で海賊王の船の元副船長、伝説の男シルバーズ・レイリーに出会った麦わらの一味。
 
 
海賊王ロジャーのクルーとして世界を制覇したレイリーを前に、ひとつなぎの秘宝ワンピースの存在について問い正そうとするウソップですが、ルフィは答えを知ることを断固拒否。
 
「つまらねェ冒険なら おれはしねェ!!!!」
 
と言い切るルフィに、レイリーも満足そうな笑みを見せています。
 
これを聞いたレイリーはルフィに問いかけます。


出典:ONE PIECE,第507話,尾田栄一郎,集英社

「キミにこの強固な海を支配できるか!?」
 
 
それに対する答えこそが今回取り上げる至言!
 
「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が海賊王だ!」
  
 
ルフィという人物を1コマで表現しきっていますよね。
同時に、この言葉がワンピースという作品のテーマであり、ロジャーとの思考の類似性から、この考え方が「秘宝」にたどり着くためのカギでもあるのではないかという示唆も読み取れます。
 
 
ちなみにこの言葉、レイリーは明らかにルフィの思想を試すためにあえて言ってますね~
だって、ロジャー自身が、「支配する」タイプじゃないからね。
支配しないし、されないのがロジャーだった。
そのロジャーのやり方で世界制覇した副船長の思想としては不自然ですからね。
そして、確かめた結果やっぱり思った通りの答えでにんまりのレイリーさん。
 
 
 
しかし、
「この海で一番自由」になるのは、ワンピースの世界の場合、並大抵のことではありませんよねー
 
だって、自由ってことは、カイドウだろうとビッグマムだろうと、その支配を受けない力が必要だってことですからね
 
この場合、「この海で一番自由」とは、「この海で一番強い」ということと同義です。
 
それさえも含んだ言葉として聞くと、ルフィが強さにこだわる理由も見えてきます。
 
平和な時代の自由には責任が必要で、乱世の自由には力が必要なんだよな。
 
 
ここからは英訳だよーん
 
 
 

英語版・“翻訳” “解説”っ!(←二人が同時に必殺技を出すときのコマみたいな感じで)

“英語版”はこちら!
 


出典:ONE PIECE,第507話,尾田栄一郎,集英社

 

英訳

I don't want to control it.
The pirate king is just the freest man on the sea!!!   

「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が海賊王だ!」

 
「支配なんかしねェよ」は、単純に「支配なんかしたくないよ」で
 
I don't want to control it.
 
ですね。
 
この"it"は、直前のレイリーの質問
Can you control this wild sea!?(キミにこの強固な海を支配できるか!?)

"wild sea"
です
 
 
「コントロール:control」という英語には、「操る」という意味だけではなく「支配する」という意味もあることに注意。
 
日本人の認識でコントロールと聞くと、ごく狭い範囲で人を操ることだと思いがちかと思いますが、「広域支配」もcontrolでOKです。
  
 
難しく考えず、簡単な単語で済むところは簡単な単語で済ませるのがスマートな訳だと、私は翻訳の先生に習ったもんでしたよ(勉強し直し てェ……)
 
 
 
次に
the pirate king is just the freest man on the sea!!!
(この海で一番自由な奴が海賊王だ!)
 
です。
 
文法的には厳密ではないかもしれませんが分かりやすく訳すとこんな感じです。
 
the freest man on the sea(この海で一番自由な奴)
just(こそ)
is(が)
the pirate king(海賊王)
 
 
justがなぜあるのかというと、この海で一番自由な奴「こそが」「まさに」海賊王なんだよ、という強調の効果を付け足す副詞であるためです。
 
justは「ちょうど」という意味でだけ使われるわけではありません。
日本語でいえば「すごい」並に使われる万能ワードです。
 
 
 
on the sea
はどうでしょうか?
 
なぜ「この海で」が、in the seaではなくon the seaなのか説明できますか?
 
 
 
これは、前置詞の表す位置関係がイメージできるかどうかがカギです。
 
 
そうですね、in the seaだと「海の中で」になっちまいますね。
魚人のナンバーワンを決める戦いになってしまいます。
 
 
on the sea は、「海の表面」。
 
onは、「上に」ではありません。
「上に」はabove。
 
 
on は「接触している」です。
 
 
壁に鏡がかかっているのを
mirror on the wall
といいますね。
 
でも鏡は壁の上にありません。
 
 
壁に接触しているからonです。
上かどうかは関係ねェ!!!!
 
 
 
というわけでワンピース編第一回ですた。

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