本記事では、FXの自動取引システムであるiサイクル2について、注文方法、システム停止方法、その他基本的な使用法を解説していきます。
なぜかというと、取引画面が非常に分かりにくいからです。
管理人かぶトマトは、起動したシステムを停止する画面を見つけるまで10分かかりました😂
また、稼げる設定方法も合わせてお教えします!
iサイクル2とはどんな取引システム?
iサイクル2とは、外為オンラインが提供するFXの自動取引システムです。
iサイクル2とはどのようなシステムなのでしょうか。
上の図のように、一定の値幅内で、指標に従って注文を繰り返し行ってくれます。
大きな利益一発のために耐え続けるのではなく、このようにこまめに小さな上げ下げも拾って利益に変えてくれるようなスタイルの方が最終的な利益は大きかったりします。
こうした自動取引スタイルを「リピート型取引」といいます。
ちなみに、「最初の設定は手動でするのか。それさえも分からないんだけど」という人もいるかもしれません。
全ての項目を自分で設定するとなると、利益確定値、損切ライン、レンジ幅、参照シグナルの種類、それからそもそも通貨ペアと売買方向を自分で選ばなければなりません。
それで利益を出すことは不可能です。
これも確実に効果のある設定方法がありますので、後半で紹介します。
iサイクル2の注文方法は?
これがiサイクル2の注文画面のスクショです。
実際に開いてみた人は、「うわー使いにくいなー」と思ったはずです
それは、重要な部分がすべて画面上部のメニューの中に隠れているからです↓
注文は、当たり前ですが、この中の新規注文から行います。
ただしその後が分かりにくい!
このメニューの中で、クイックトレードが成行注文に当たります。指値やOCO注文もできますので、この画面内で通常のFX取引もすべてできるようになっています。
紛らわしいのは「iサイクル2」と「サイクル2」ですが、サイクル2は自動取引ではありますが、最初に1からすべて手動で設定する必要があるのでこちらは使いません。
「iサイクル2」をクリックしてみましょう!
画面を開くと、ランキング方式の画面がデフォルトで開きます。
下に、別のアプロ―チ方法としてマトリクス方式とボラティリティ方式という注文方法があります。
マトリクス方式は、レンジと注文頻度を自分で設定しないければなりません。
そのそも、通貨ペアと売買方向を自分で決めなければなりません。
そのためマトリクス方式は使いません。
ボラティリティ方式ですが、っていうかボラティリティって何ですか?
うそうそ!
ボラティリティ方式をご利用になる方は、トレンド転換を判定するテクニカルを移動平均線またはMACDから選択してください。
その上で、想定変動幅を入力し、通貨ペアと売買方向を決めてください。
つまり、ボラティリティ方式も使いません。
あるブログには、「ボラティリティ方式は初心者に最もおすすめです!iサイクル2を最もよく理解できる方式です!ここから始めてみてください!」なんて書いてありましたが、初心者に想定変動幅が分かりますか?
どの通貨ペアを扱えばいいのか、買えばいいのか売ればいいのか分かりますか?
それが分かったら初心者じゃないですよね。
僕はこういう時数稼ぎのために無責任なことを平気で言う「自称プロトレーダーブロガー」が許せないんですよ。
僕も何度も辛酸を舐めさせられています。
ですから他力FXでは、完全に自力を捨てます。
何が良いか、何が悪いかの判断に必要な知識と勘だけを身につけ、取引は自動売買やプロトレーダーに任せます。
それがうちのサイトのやり方です。
というわけで、使うのはランキング方式1点のみ!
ランキング方式での注文方法と賢い選び方
それでは、ランキング方式で実際どんなふうに注文するのか、また、どの銘柄をどうやって設定して注文していけばいいのか解説していきます。
「新規注文⇒iサイクル2」と進むと、ランキングが表示されます。
期間は「1ヶ月」に設定しましょう
稼げる通貨ペアは目まぐるしく変わるものですし、例えば半年間のランキングで1位であったとしても、半年前の貯金で上位に居座っているだけで、現在は稼げていないことがほどんどだからです。
「通貨ペア」はもちろん「全て」、
ポジション方向は「トレンド」にしましょう。
「ポジション方向トレンド」は、トレンドの変わり目に、自動的に買いと売りを入れ替えてくれるものです。
他のリピート型システムの場合、トレンドが切り替わったら自分でシステム停止して買い直さなければいけないものが多いですが、iサイクル2は標準装備ですね。
注意ポイント
ただし、自動で売り買いを切り替えてくれるからといって、放置しておけばいいというマインドでは利益は出ません。
最低でも2日に一回、本気なら1日数回、ランキングをチェックして順位の入れ替わりを監視するのがポイントです。
1位が入れ替われば当然そちらに切り替えます。
特別な理由がなければ1ヶ月ランキングの1位を選択して問題ないでしょう。
これをクリックすると以下の画面が開きます。
赤枠で囲んだ「対象資産」という項目を見てください。
ここには、現在自分の外為オンライン証券口座に入金している金額の全額が表示されます。
全額を基として、安全な範囲で最大保持ポジション数が自動的に表示されていますので、そのまま注文確定してもいいでしょう。
「いや、1注文で口座の全額は使いたくない」という場合は、変更も可能です。
注文画面右下の「微調整後注文」をクリックします。
ここの「対象資産」を変更しましょう。
入力した金額を基に、システムが自動的に安全な最大保有ポジション数を算出してくれます。
想定変動幅やトレンド判断のテクニカル基準も変えることができます。
ただし、すでにランキング1位の設定がされていますので、そのままにしておくことを推奨します。
金額の入力が終わったら右下の「テンプレート表示」をクリックし、元の画面に戻ります。
入力内容に間違いがなければ、「注文」をクリックして設定完了です!
iサイクル2のシステム停止方法
とはいっても、注文を間違えることはよくあります。
僕も初日の注文のとき、ポンドと豪ドルを間違えて注文してしまったので早く注文を消したい(というか、今動いているシステム自体を停止したい)と思ったのですが、システム停止が分かりずらい!
見つけ出すのに10分ほどかかってしまいました😔
iサイクル2のシステム停止の場所は、
「画面上部の『表示』メニュー」⇒「iサイクル2/サイクル2取引[稼働状況照会]
です。
クリックすると別ウィンドウで照会画面が開きます。
こちらから対象のシステムをクリックするとボタンが付くので、下の「選択」を押します。
下部の「停止」を押せばシステムは停止されます。
注意ポイント
もしくは、手動で決済することもできます。
では、次はその手動決済方法についてです!
iサイクル2の注文を手動で決済するには
取引画面に入ると、まず画面中ほどに「ポジション状況」という項目があるはずです。
なければ、上部メニューの「表示」⇒「ポジション状況」⇒「一覧表示」をクリックします。
この中で、手動決済したいポジションをダブルクリックします。
すると以下の画面が開きます。
「注文種類」をクリックします。
この中の「クイックトレード」が成行決済です。
これを選択し、内容確認をクリックすると決済できます。
その他、指値・逆指値やOCO注文も出すことができます。
システムが約定したポジションに対して、手動で逆指値を設定するなんていう芸当もできます。
絶対に含み損を抱えたくないという人は試してみてもいいかもしれません。
まとめ
iサイクル2は、正直言って慣れるまでは操作が分かりにくいシステムです。
しかし。一度覚えて運用を開始してしまえば、何の労力もなく安定して利益を得られるシステムであることが分かります(ただし、決して放置してはいけません)。
iサイクル2の取引結果は、今後週刊ペースでリアルな数値をレポートを報告していくつもりですので、こちらも参考にしてください!
⇒iサイクル2検証レポート一覧へ